HSPとITと瞑想 その2

(HSPとITと瞑想 その1 続き)
常に大量データを扱っているHSPはどうすれば早く処理できるのか。

これがコンピュータならCPUやメモリなどのパーツを高性能なものに替えて対応できる。
人間の場合、訓練すれば思考の速度、記憶力を多少上げることはできるが劇的に上げることはできない。

ハードウェアで改善できなければソフトウェアで改善すればよい。処理のやり方を変えればよい。
限られた能力を効率的に使うことを考える。

それをするのに最も大事なことは目的を意識して整理整頓すること。
「整理」は必要なものと不要なものを分け、不要なものは捨てること。
「整頓」は必要なものを取り出しやすい場所に分類して置いておくこと。
対象は物だけでなく、五感の情報、それに関する自分の感情、思考も。
この時に忘れてはいけないのが目的を明確に意識すること。
これによって要不要の判断が違ってくる。

目的に対して必要な情報に意識を集中することができれば自分のもつ能力を最大限発揮できる。

この目的の意識付けと心の整理整頓をする訓練に有効なのが瞑想だと私は考えている。
瞑想が難しければまず物の整理整頓から始めるのもいい。
感じたこと、感情、考えたことなどを書き出してみるのも整理する対象の認識を助けるので有効だろう。
このようなことを習慣付けることがHSPが幸せに過ごすことのできる道なのかもしれない。

HSPとITと瞑想 その1

私がHSPについて考えていることを書きます。
どなたかの思考の助けになれば幸いです。

HSPは五感が敏感という。
敏感ということはどういことか。
それは物事を捉える尺度が細かいということ。

ITでならカメラの解像度で譬えられる。
解像度が高いほど事象を実物に近い状態で捉えることができる。
一方、解像度が高いほど撮った画像はデータ容量を必要とし送信や画像処理に時間がかかる。
負荷がマシンの性能を超えてしまうと応答が返らないこともある。

敏感ということは解像度が高いということ。
解像度が高いということは扱う情報量が多いということ。
情報を短時間で大量に受け取った場合、処理が追いつかなくなるのは人も同じ。
緊張したり混乱したりしやすいのはこういう仕組みから。

敏感でない場合はどうか。
低解像度のカメラで撮った画像はデータ容量が少なくて済む。
送信も画像処理も速い。短時間で多くを処理できる。
しかし、低解像度の画像では物事の大まかな形はつかめるが正確に色や形を捉えられない。
敏感でない人は緊張しにくく、処理、判断が早いかもしれない。
しかし、物事を大まかに捉えているだけなので正確さに欠けることになる。

どちらが良いか悪いかという話ではない。
これは各自の特性であって目的と役割によって良くも悪くもなりえる。
各自の特性を知り適材適所でどう活かせるか考えることが大事。

ただ、これが仕事だと敏感な人にも処理速度が求められる。
常に大量データを扱っているHSPはどうすれば早く処理できるのか。
(HSPとITと瞑想 その2へ続く)

はじめまして!

私は内向型HSPです。アーロン博士のチェックでは23/27でした。
同じ敏感な気質を持った方々と交流したいと思い登録しました。
(1/5がHSPと聞きますがステルス飛行されているのか周りにあまりいません。気持ち分かりますが 笑)
こちらのサイトは初心者なので勝手があまりよく分かっていませんが、皆さんに聞いてみたいことや、HSPについて私が考えていることなどがあるのでちょくちょく投稿してみたいと思います。
よろしければコメントいただけると幸いです。
よろしくお願いいたします!