HSPとITと瞑想 その2

(HSPとITと瞑想 その1 続き)
常に大量データを扱っているHSPはどうすれば早く処理できるのか。

これがコンピュータならCPUやメモリなどのパーツを高性能なものに替えて対応できる。
人間の場合、訓練すれば思考の速度、記憶力を多少上げることはできるが劇的に上げることはできない。

ハードウェアで改善できなければソフトウェアで改善すればよい。処理のやり方を変えればよい。
限られた能力を効率的に使うことを考える。

それをするのに最も大事なことは目的を意識して整理整頓すること。
「整理」は必要なものと不要なものを分け、不要なものは捨てること。
「整頓」は必要なものを取り出しやすい場所に分類して置いておくこと。
対象は物だけでなく、五感の情報、それに関する自分の感情、思考も。
この時に忘れてはいけないのが目的を明確に意識すること。
これによって要不要の判断が違ってくる。

目的に対して必要な情報に意識を集中することができれば自分のもつ能力を最大限発揮できる。

この目的の意識付けと心の整理整頓をする訓練に有効なのが瞑想だと私は考えている。
瞑想が難しければまず物の整理整頓から始めるのもいい。
感じたこと、感情、考えたことなどを書き出してみるのも整理する対象の認識を助けるので有効だろう。
このようなことを習慣付けることがHSPが幸せに過ごすことのできる道なのかもしれない。

タイプ

HSP

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