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空気と星 の投稿 – 1年 9ヶ月前
【開き直った話】
ここにも同じように苦しんだ人がいると思うけど、わたしはこの世界から自分を消そうとしたことがある人間だ。できなくて、良かったとおもう。
そのとき、わたしは「自分がいない方がいい」と考えていたけれど、その判断は視野が狭かったと今ならわかる。
本当に周りの人を大切に思っていたら、そんな決断はできないってわかったから。自分が辛いときは視野が狭くなる。
そして、相手の隠された気持ちは愚か時に自分の本当の気持ちも見えなくなってしまう。追い詰められて視野が狭くなっていても踏みとどまれたわたしは、新しい基準を手に入れた。
挑戦が怖い。
失敗が怖い。
拒絶が怖い。だけど、失敗したからって死ぬことはない。拒絶されて辛くても、あの時以上の最悪もどん底ももうないから…
なにもなくってどん底なわたしだったけれど、死ぬことを諦めたある日見た景色は素晴らしく輝いて美しく見えた。
何もかもが見たことのない輝きを持っているようで、いつもの景色なのにわたしの心は震えた。
なんにもないわたしだけれど、それを見るための目と心と命があった。辛くてもきっとそこからなにかを得て生きていくんだろう。
だから大丈夫。わたしはきっと大丈夫。